昔はイナゴの佃煮を食べていました

梅雨ですね。

雨でどこにも行けない分、昔のことがつい思い出されます。

この場を借りて、ちょっと吐き出させてください。

虫注意です!

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私が保育園のころです。

私が保育園には、おやつの時間がありました。

そのおやつの時間に、時々イナゴの佃煮が出てきました。時間の流れとはすごいもので、いまでは触れもしないイナゴを頭からバリバリと食べていたものです。

 

ところで皆さん、このイナゴの佃煮、どうやって作っていたと思いますか?

業者からお惣菜として購入する?違います。

死んだイナゴを材料として作っていた?違います。

正解は、我々園児に田んぼで生きたイナゴを捕らせて作っていた、です。

 

その時間は、「お散歩」という名目でした。

郊外の田んぼに行き、1人ひとつずつ牛乳パックを持って思い思いにイナゴを狩猟するのです。牛乳パックは、虫かご代わりになるんですね。

私も喜んでイナゴのつかみ取りに参加していました。

田んぼの所有者の方も、邪魔なイナゴを捕るということでイヤな思いはされていなかったと思います。

 

ありったけのイナゴを牛乳パックに詰めると、牛乳パックの中からバタバタ音がします。

イナゴの精一杯の抵抗です。しかし当時の私はそんなことを考える頭は無く、「イナゴ元気だね!」と引率の保育園の先生に喜んで声をかけていました。

そしてイナゴでいっぱいの牛乳パックは、待っていた調理担当の方に渡されます。

さようなら、イナゴさん。こんにちは。佃煮さん。

こういうわけで、私はイナゴの佃煮を美味しく食べることができたのです。

 

ちなみに、今では虫全般に触れません。

(魚の餌のイソメなら平気ですが)

当時のことを振り返ると、昔って自由だったんだなぁとしみじみ思い出されます。

当時通っていた保育園は今も存在していますが、今もイナゴ捕りをしているのかはわかりません。多分、してないと思います。

最近は色々と厳しくなってきましたから。

 

昔は良かったな、と思うことが多い最近ですが、この一連のイナゴ経験は別に良かったなとは思いません。当時は楽しかったのですが、今また体験したいですか、と聞かれると完全にNOです。

いやぁ、人って変わりますね。変わるからこそ人なんでしょうけど。

 

そんなこんなで、この場を借りて思い出を吐き出させていただきました。

読んでいただいた方、ありがとうございます。


虫を食べる文化誌